マツバギク(松葉菊、学名: Lampranthus spectabilis)は、ハマミズナ科(ツルナ科)マツバギク属(ランプラントゥス属[2])の多年草の種のひとつ。また、マツバギク属(Lampranthus)の総称のこと。本記事では、特に断らない限り、種としてのマツバギク(L. spectabilis)を説明する。
マツバボタン(スベリヒユ科)と名前が似ているが、別な植物である。また、マツバギクの葉は多肉であり、花の形もある種のサボテンに似ているので、サボテンの一種と誤解する人もいるが、多肉植物であるものの、サボテンとは全く別系統の植物である。
茎は木質化し、地上を横に這い、先端が立ち上がる。茎は根本でよく分枝して、まばらなクッション状の群落になる。節があって、葉を対生する。
花は一見キクにも似ている。花弁は細いものが多数並ぶ。花弁が紫色で、やや光沢がある。朝に花が開き、夕方に花が閉じる。春から夏にかけ、長期間開花を繰り返す。
南アフリカ原産。
高温や乾燥に強い上に、大きい群落になるので、路地の花壇や石垣などに栽培され、野生化しているところもある。
マツバギク属(マツバギクぞく、学名: Lampranthus)は、ハマミズナ科(ツルナ科)の属の一つ。
園芸方面では、耐寒マツバギク(英語版) (Delosperma cooperi) のようにデロスペルマ属(英語版) (Delosperma) の植物も「マツバギク」としていることがある。
マツバギク(松葉菊、学名: Lampranthus spectabilis)は、ハマミズナ科(ツルナ科)マツバギク属(ランプラントゥス属)の多年草の種のひとつ。また、マツバギク属(Lampranthus)の総称のこと。本記事では、特に断らない限り、種としてのマツバギク(L. spectabilis)を説明する。
マツバボタン(スベリヒユ科)と名前が似ているが、別な植物である。また、マツバギクの葉は多肉であり、花の形もある種のサボテンに似ているので、サボテンの一種と誤解する人もいるが、多肉植物であるものの、サボテンとは全く別系統の植物である。