ブーラミス科[3]
属・種ブーラミス科(ブーラミスか、Burramyidae)は、双前歯目に分類される科。別名バラミス科。
オーストラリア[1][3]。オナガフクロヤマネのみニューギニア島にも分布する[1][3]。
バラミスは体長10 - 13センチメートル、尾長13 - 16センチメートル、体重30 - 60グラム[2]。最小種のチビフクロヤマネは体長オス7センチメートル・メス7.1センチメートル、尾長オス6.4センチメートル・メス6.8センチメートル、体重オス8.4グラム・メス9グラム[4]。
コンサベーション・インターナショナル(CI)とインドネシア科学研究所(LIPI)は、2007年6月にフォジャ山脈(英語版) を訪れた際、フクロヤマネ属の新種の発見の可能性を報告した[5]。
バラミスは1894年に発見された骨から記載されたが、1966年に現存する生体が発見された[2]。1987年に本科に分類されていたチビフクロモモンガAcrobates pygmaeusとニセフクロモモンガDistoechurus pennatusをAcrobatidae科へ分割する説が提唱された[6]。
以下の分類・英名はGroves(2005)、バラミスを除く和名は今泉(1986)に従う[1][3]。
バラミスはオーストラリアに分布する有袋類では唯一高山帯・亜高山帯のみに生息する[2]。冬季になると冬眠する種もいる[2]。
ブーラミス科(ブーラミスか、Burramyidae)は、双前歯目に分類される科。別名バラミス科。